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”2018/08/11 – 2018/08/14”の間で開催した『RTA in Japan Online 2』について、開催終了後に意見・要望や感想を募集したところ様々な声が届きました。回答に協力してくださった方に感謝します。

いただいた意見の中で答えられるものについては回答させていただきます。

はじめに

RTA in Japanというイベントは2年前の年末(2016/12/28 – 2016/12/30)に初めてイベントを開催しました。それからも夏はオンライン上で、冬は会場を貸し切ってそこにRTAプレイヤーを集めてイベントを開催しています。

今回のRTA in Japan Online 2で初めてRTA in Japanのことを知った方もいて大変嬉しく思っております。

これはよく勘違いされるので公式Webサイトのトップページにも記載しているのですが、RTA in Japanは企業などが行っているイベントではなく”個人が行っているイベント”です。
個人が仕事が終わった後の空き時間などを使って活動している中で企業と間違うようなクオリティでイベントができているのであればそれは私たちも頑張った甲斐があり凄く嬉しいことなのですが、個人で行っているイベントに対してそれを要望するのは無理があるのではないかというものがちらほら散見されます。

具体的には”賞金すら出せないなんて走者を馬鹿にしてるし救いようのないクソイベントだ”という意見が激しく罵るような文体で届いたことがあったのですが、私たちは年末のイベントで会場費を負担することすら難しいくらいの小規模なイベントです。

参加プレイヤーの方にも負担を求めて会場費を全員で割り勘することで何とかイベントを開くことができていますが、個人で行っているものなので出来ることには限界があるということはご承知おきください。

ゲームハードの表記について

配信に今プレイされているゲームのハードの記載が欲しいという意見を相当数いただきました。
実はデザイン担当からはゲームハードを表記している形でデザインをいただいていたのですが、それを見ることなく実装してしまっていました。

配信レイアウトに記載しているゲーム名やカテゴリーなどはスケジュールサイトの”Horaro”に載せたデータをそのまま持ってきているのですが、Horaroにゲームハードの欄を作らなかったので実装しようがなかったというのもあります。

これは完全に私どものミスですので、ゲームハードの表記については冬のRTA in Japan 3では実装できるよう動いていきます。

WRやPBの表記について

配信画面に各ゲームの世界記録(WR)や自己ベスト(PB)が欲しいという意見もありました。

これは実装する気はありません。
理由としては、RTAイベントでは大抵安定ルートが取られるためWRやPBを載せると不必要に今のプレイヤーが遅く見えてしまうということがあります。
また全プレイヤーがWR保持者なわけではありませんし、イベントは自己ベスト更新の場でもありません。載せることで参加プレイヤーの方々へのプレッシャーにもなってしまうため、これはGDQや他の海外のRTAイベントと同じスタンスなのですが実装しない方向で行きます。

もし実装するにしても問題があり、数日前や当日にWRやPBを更新される場合もあるのでそれら全てを運営が把握というのは負担が大きいと思っています。

配信の音量のバランスについて

ゲームが変わるごとにマイクの声量やゲーム音が小さくなったり大きくなったりするから直して欲しいとの意見も多くいただきました。

全ての参加プレイヤーに対して事前のテスト配信を行ってもらっていたのですが、私たち運営でも確認する人がまちまちで配信OKとする評価基準も違っており、音量のバランスさえあっていれば音の大きさは気にしないという方法で運用していたため起きた事象です。

音量の大きさも次からはチェック項目とすることで来年のOnline 3からは改善できるよう努めていきます。

なお、人によっては使っているマイクの性能があまり良くなくマイクブーストなどをかけるとノイズが酷くなる方もいらっしゃいます。配信環境でプレイヤーを選別することは出来る限りしたくないのでそういう方も通すのですが、音量を大きく出来ない場合もあることはオンラインイベントの性質としてご容赦いただければと思います。

タイマーのタイミングについて

タイマースタート、及びタイマーストップのタイミングがずれていることが多いと言った意見がありました。

タイマーのタイミングは応募フォームから全て頂いているのですが、これは文章で「勇者○○が大魔王××を倒して伝説の剣が地面に刺さって暗転した瞬間」といったふうに書かれるため、現在のゲームを未プレイの方がタイマーを止めようとすると画面を見ても分かりづらいということがあります。
参考動画を見てある程度は補完できるのですが、イベントが始まってしまうと配信PCを見る以外にもやることがたくさんあって慌ただしくなるのでなかなか確認も取れませんでした。

また、今回配信を行っているPCについては実は1つのPCを4日間付けっぱなしにして遠隔から操作を行っていました。
前回のOnlineでは配信担当を切り替えるごとに配信担当者のPCで行っていましたが、それぞれPCが違うのでスペック不足からPCが途中で落ちて配信が止まってしまったこともあって今回はハイスペックPCを遠隔操作でという方式に切り替えています。

PCを1つにしたことで配信が途中で落ちてしまうような大事故はなくなりましたが、代わりに遠隔操作で慣れていないので特に機微な操作が必要とされるタイマー部分は遠隔操作だとクリックするのも一苦労なこともあり粗が目立ってしまいました。
これは長く運用していけば改善されてくることなので、タイマーのタイミングについては完璧とはいかないでしょうがなるべく合うよう努力していきます。

全体のスケジュール進行について

スケジュール進行が早すぎたという意見も多く来ていました。

スケジュールについては、実はスケジュールが遅延しなかったということ自体が初めての経験でそれに対してどうするかといった対応案を作っていませんでした。

基本的に遅延するよりは早くプレイしてもらって時間に余裕をもたせるよう進めていましたが、見たいゲームがあったのに予定時間にTwitchを付けたら既に始まっていたという意見も届いたためこれも改善していきます。

具体的には、スケジュールサイトのHoraroの時間と連動して配信レイアウトにも映っているため時間の変更が生じたらHoraroを更新して配信レイアウトに反映させるようにし、時間が早まったり遅くなったときはTwitchチャットやTwitterなどでの告知も徹底していこうと思います。

外部配信について

Twitch以外の配信サイトでもイベントを流して欲しいという意見がありました。

これは過去にも回答していますが、視聴者などをTwitchに集中させたいという思いがあります。過去には多くの同時視聴者数があったからこそ注目されてスポンサーが付いてくれたということもありました。
また、Twitchチャットは24時間体制で監視していて荒らしなどが来たら適宜BANしているのですが、同時に他の配信サイトでも配信するにはチャット欄やコメント欄を見る人員が確実に足りません。

さらに、今回のイベントは1080pの60fps配信で行いましたが、この画質で配信を行うことのできるサイトは結構少ないため例えばニコニコ生放送で配信を行うなら画質を下げる必要が出てきて二度手間です。
ニコニコ生放送での配信の要望が特に高いのですが、画質の低下やそもそも配信にお金がかかるという点で特に厳しい状況です。

チャリティについて

GDQのようにチャリティにできないかという意見が多く届いていました。

チャリティについては日本の法律の事情で色々と難しく、例えば海外のようにPaypalを使って寄付を求めようとすると個人に対する寄付は日本では贈与とみなされます。寄付金が集まりすぎてしまうと贈与税が発生することからこれは使えないです。
非営利団体化でもすれば寄付金による税金からは逃れられるのですが、非営利団体を作ることはかなり大変そうだったので今のところ実現の見込みはないです。

また、チャリティを行うのであればGDQのようにドネーションインセンティブ(寄付金の量に応じてプレイヤーの行動を決めるもの)を行いたいのですが、それを行うためのプログラミングがどうなっているのかが調査しきれていないです。

いただいた意見の中にはRTAちゃんのグッズを作ってその利益を寄付に充てたらどうかという意見があり、こちらはPaypal使用よりも簡単なのでもしかすると実現できるかもしれません。
ただ実現してもこちらは在庫管理の手間や製作代の都合からグッズをたくさん作ることが難しいです。作りすぎて売り切れなくて寄付金が捻出できなくなったら本末転倒なので、できても確実に売り切ることができる品数になるのでそこから少額の寄付ということにはなりそうです。

イベントの告知の少なさについて

RTA in Japanが開催していることを知らずにイベント途中で初めて気づいた方が多くいらっしゃいました。

Online 2が実現できるかどうかは要は運営陣でお盆期間中も休める人がいるかどうかにかかっているのですが、休みの日程がなかなかはっきりせず開催できるかどうかが6月になってようやく確定したというのもあり告知は確かに足りませんでした。

ちなみに主催の私はお盆期間中も出勤していたくらいで、開催できるかどうかも割と危うかったです。冬のRTA in Japan 3のほうは告知にもっと専念しようと思います。

その他

その他には英語リストリームが欲しいという意見が来ていましたが、私たちが英語でやってくれと頼んでもやってくれるものではないのでこれは英語圏のRTA界隈の人たちの都合によりますし私たちではどうしようもありません。

選んだゲームについて少しエッチなゲームなどは選んで大丈夫だったのかとの意見もありましたが、これはTwitchにも確認をとっており日本の審査機関であるCEROを通過しているため問題ないとの回答でした。自主規制的な形で行うのを深夜にして成人向けコンテンツにチェックを入れて配信を行いましたが、今後もTwitchで流して問題のないゲームのRTAなら他のゲームと区別することなく選考していきます。

また、選ぶプレイヤーの基準や抽選枠の撤廃についての意見などが来ていましたが、これは次のRTA in Japan 3の応募が始まった時にその告知と同時に公開します。

ちなみに次の”RTA in Japan 3”ですが、プレイヤーの応募開始は9/1(土)からで応募期間は約2週間を予定しております。
応募期間が短いのでかなり頻繁にTwitter等でもつぶやくようにし、多くの皆さんの目に触れるようにしようと思います。奮ってご参加及び情報拡散をよろしくお願いします。

2 Comments

  • daradarach

    運営陣が休めるかどうかも分からない中でなぜお盆期間中の開催としたのでしょうか。
    例えばゴールデンウィークならカレンダー通りに休める人も多く、運営も視聴もしやすかったのではないかと思うのですが。

    • moka

      順序が逆で、運営陣が休めることが確定したのでお盆中の開催としました。運営陣で休みを取れるものが不足していたらそもそもイベントを開催すらできていません。

      運営陣が開催期間中休めるということだけでもダメで、裏で動いているプログラムや新しい配信レイアウトについてはかなり前から準備が必要です。
      もしゴールデンウィーク中に開催とするなら遅くとも3月辺りから動かないと間に合いませんが、全員仕事ではなく仕事が終わった後の余暇を利用して活動を行っているため時間的に厳しいです。

      ゴールデンウィークに行うとしたら過去のC4LANに出向いたときのように準備があまりいらないイベントなら開催できますが、RTA in Japan Onlineのように様々な準備が必要なイベントはやや難しいと言ったところです。

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